2007年06月
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◆2007年06月08日(Fri)◆
『脳脊髄液減少症にならないために』
6月3日の私の追突事故のブログを見て電話やメールを下さった方々、ネット上で案じてくださった方、ありがとうございます。
もしこれを読んでいる方が私のように、ある日突然、交通事故に巻き込まれたらこのテキストは貴方にとって参考になるかもしれません。

入院日記その1。脳脊髄液減少症にならないために。

今、入院中の病室のベットから携帯でこのテキストを書いている。PCと違い携帯は寝ながらテキスト書きが出来て助かる。もっとも病院内は携帯電話は原則使用禁止なので使用許可をとるか、オフラインでテキストを起こし外でオンラインでブログにアクセスする事になる。
私の場合は相手ドライバーの不注意による追突事故だったのだが、それに限らず対人的な交通事故に遭ったら、警察をすぐ呼び、「人身事故扱い」にして欲しいとその場で警官に告げるのが良い。
事故直後、その時は見た目に怪我がないと、自分も相手ドライバーも大したことがないと思い込み、壊れた車の事ばかりに関心注意が行きがちになる。
少しでも怪我したり身体に不安や異常を感じたら臆せずそのことを警官に言おう。
車は壊れてもいくらでも修理できるし、損傷が大きければ新たな車を加害者側に弁償してもらえばいいだけだ。しかし人間の身体は車のように代わりで解決はできない。
その場で愛車の損傷や修理費ばかりに気を取られ、身体は平気だと過信してしまうと、後々、交通事故の後遺症が出て一番大切な自分の健康を失い一生を棒に振ることになりかねないので注意しなければならない。
鞭打ち症やその後遺症の脳脊髄液減少症は、その場ではすぐに自覚症状がでない場合が多いのだ。
事故を忘れた頃に、身体の異常を感じてからでは遅いのだ。
その場で「物損事故」として扱われてしまえば、あとで身体に異常が出ても加害者に賠償責任を要求するのは容易ではない。
そして脳脊髄液減少症にならない最善は、事故直後から安静にすることだ。
救急車に乗せられ連れていかれる病院で検査を受けそののち警察に出向き、調書を書いたり、自分の車の処理をしたりで、とても横になって安静を保っている暇がないのが現実で問題だ。
聞いた話しだが、動けないほどの怪我をしたほうが、担架で運ばれ寝たきり安静を保てるため、のち脳脊髄液減少症になりにくい、という患者の間での皮肉話もある。
とにかく日頃から、地元で脳脊髄液減少症の治療を行っている病院を確認しておき、不安を感じたなら事故当日か翌日にでもすぐ診断を受けて、点滴安静を保つことが望ましい。医師の判断で入院を勧められたら、仕事や学校も大切だが思い切って入院すべきだ。脳脊髄液減少症になるか、否かは初期段階の対処方法で運命が分かれる。

まつもと泉


 

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