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◆2007年06月22日(Fri)◆
『一日点滴4本』
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入院日記その7
つづく!とヒキながら数日UPできなかった。 このところ体調が悪く、正直それどころではない。点滴を一日4本に増やしてもらう。一日4本というと、落とす速度にもよるが朝から始めて夕食後に終わるぐらいかかる。 頭痛、首、肩、背中、腰の痛みが強くなった。 ロキソニン(痛み止め)が朝、昼、夜と増える。 咳やくしゃみをするだけで、腰や背中を中心に痛みが走る。 食事やトイレに立つ以外は寝ているが、起き上がると頭痛、腰痛の痛みが増す。歩くのもしんどい。立つと身体全身の筋肉が硬直したようにこわばる。 同じく立ってると脳しんとうを起こしたような、モアーとしためまいと吐き気も出てきた。倦怠感も強くなっている。油汗が出てくる。部屋のごみ箱を見ると一日500mlペットボトルのミネラルウォーターを6本も飲んでいるのだが、これだけの水分が一体どこに消えていくのか。 しかし今回、しつこい便秘だけは回避出来ている。 8年の脳脊髄液減少症でこれに一番困った為、対策を徹底している。今はずっと寝たきりで気分もけっこう悪いので前回のつづきはのちUPする。 キーボートが壊れてて文字も打ちづらい。これもなんとかせねば。 蛇足だが、入院中にスタッフから「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」「太陽」の映画のDVDを届けてもらって気晴らしに観た。「硫黄島からの手紙」は「父親たちの星条旗」の引き立て役のようなつくりで、やはりハリウッドによる日本人というか、うそっぽい。アメリカと日本であらゆる明暗をつけすぎている。「太陽」でのイッセー尾形が演じた昭和天皇はよくここまで演技したなというか凄かった。しかし、いずれにしても日本以外の国で制作される日本の描写はやはり変な感じがつきまとう。本当の日本人は戦前であれここまで無口でもなく暗くもないはず。むしろ世界でも稀なほど、よく笑うし、おしゃべりでお調子者が多い。
まつもと泉
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