PAGE : 1
|
◆2007年02月16日(Fri)◆
『冬柴国土交通大臣に72403名分の署名提出』
|
NPO鞭打ち症患者支援協会さまHPより
「昨日、15日、国土交通省、大臣室にて総計72403名分の自賠責保険の対象に交通事故の後遺症として脳脊髄液減少症適用を求める署名を冬柴国土交通大臣に提出しました。」
詳細は以下サイトにて http://www.npo-aswp.org/
これは、その7万名の署名の一部です。まだまだあります。 北海道に住む一人の脳脊髄液減少症の患者の方が発起人となり、集められた署名は、 多くの方々の思いとともに2月15日、国土交通大臣に届けられました。 実際、この署名の山を拝見すると、 起きあがり日常生活することすらままならない患者の方々が、短期間に これだけの署名を集められたということへの驚きと強い意志、決意を感じました。 この署名に協力していただいた方々に感謝いたします。
まつもと泉
|
|
|
◆2007年02月03日(Sat)◆
『日テレ女子アナ 大杉君枝さんの死』
|
日本テレビのアナウンサー、大杉君枝さんが、昨日2日早朝自宅マンションから転落して亡くなられた。 走り書きの遺書らしきメモを残しておられ飛び降り自殺との疑い。 綺麗で笑顔が印象的なお姉さんというイメージの、爽やかな方だった。 ご冥福をお祈りしたい。
大杉さんは昨年には43歳で第一子出産と順風漫歩、幸せの絶頂にそんな大杉さんがなぜ自殺を?とあり得ない運命に大多数の方は疑問をもたれるだろう、マタニティブルーと直ぐに連想されるのは普通だが、私は概要を知った瞬間、「あ!もしや‥」と感じた。 大杉さんは昨年10月の出産後、線維筋痛症で苦しんでおられたという。 線維筋痛症とは何か。 詳しくはネットで調べてもらえばわかるが、交通事故、手術、出産やストレスなどが発病のきっかけになると指摘され、原因不明の頭痛や全身の痛み、倦怠感、不眠、悪化すれば、焦燥感や不安感、うつ状態や自律神経失調症などの精神症状も伴う、とある。 大杉さんは医師から「原因は不明」と説明されていて、痛み止めの投薬治療を受けておられた、とあるが、それで改善せず、おそらく完治への希望がもてず絶望の末に自殺に至ったのではないだろうか。
線維筋痛症という病気は、交通事故、出産や外傷後に、原因不明の不定愁訴が身体を蝕む、と説明があるが、これは脳脊髄液減少症ではないのか、と思うほど似ている。 原因と症状がほとんど同じだ。 たぶん大杉さんは病院の内科系で線維筋痛症と診断され内科的治療(投薬治療)しか受けていなかったのではないか、と察する。あくまで推測だが。 なぜなら交通事故やスポーツ外傷、転倒などで怪我をした経験がない場合、不定愁訴を発病すると、普通は外科ではなく内科にかかるからだ。出産で精神的体調不良を起こして外科にかかる、という発想は今までなかった。
線維筋痛症と脳脊髄液減少症とはよく、その症状の類似点というか関連性が問われている病気である。 線維筋痛症を唱える医師は、脳脊髄液減少症に対し見識はあるのだろうか。 しかしまだ肝心の脳神経外科医や整形外科医でさえ、脳脊髄液減少症の存在に対し否定的な見解が未だ大多数だ。 こういう状況で、このような不幸が(自殺)日常的におこっている。 交通事故だけでなく出産でも、脳脊髄液減少症になるので、気がかりである。
脳脊髄液減少症は、冬や夏に特に悪化する。 私の身体も脳脊髄液減少症ゆえ、そうなる。現に私も今、首から肩、背中に激痛が走っている。痛みで首が回らないし、身体を少し動かす事も苦痛だ。 冬は寒さで小水ばかり出て、水分補給は冷たい生水を取りにくくなる分低下し、脱水気味になる。 水分不足は脳や脊髄周りをみたす髄液低下をまねき、そのため脳や脊髄が下垂し、肢体に繋がるあらゆる中枢神経とも下部に牽引し、さまざまな症状悪化に拍車をかけてゆく、と専門医はいう。 この時期、水分補給は非常に重要だ。水が飲めないなら病院に頼み込み点滴をしてでも水分を身体に入れるべきだ。それで随分楽になる。そして安静に寝ているしかない。 でないと、寒いため暖ばかり取り、あげくには暖まるため毎日のように風呂、サウナとなり脱水に拍車がかかる。こんな時は運動も禁忌だ。へたに動くと悪化させるだけだ。 身体に良いと思ってしている事が次々裏目に出てしまう時期である。 女性なら生理時期には更に苦痛、苦しみは激しいだろう。 うつ病の患者にせよ、脳脊髄液減少症の患者にせよ、患者は特に冬、夏という季節に生きる元気がもう底をつき、絶望し、自ら死を選ぶことが多々ある。 私は幾人ものこのような病に冒され冬に自殺した方を知っている。脳脊髄液減少症の場合は更にアレルギー症状を助長し、花粉症で呼吸困難になり不眠に拍車がかかる。 これは、私の全くの個人的な素人推測、想像で恐縮だが、私自身、30を超える数々の病院巡りをして、いくつもの病名を、行く病院ごとにつけられた記憶がある。症状が同じような不定愁訴ゆえ、もし線維筋痛症の専門医にかかっていたら、私も線維筋痛症という病名がついていたかもしれない。 線維筋痛症という名前に辿り着くまでに、いくつもの病院を巡られた、と察するが、大杉さんは脳脊髄液減少症という病気は知っていただろうか? 線維筋痛症も脳脊髄液減少症も、まだ解明されていない部分が、あまりにも多い。医師同士でさえ見解が分かれている。 それゆえ、患者はどの医師の診断が正しいのか信じていいのか、判断を迫られるが、それは患者には困難だ。医者さえよく分からないものを、素人の患者に分かるはずがない。それで時間ばかりが経過し、患者の症状は悪化の一途を辿る場合が多い。処方薬によっては薬の副作用が症状と間違われる事も多い。 もし大杉さんが脳脊髄液減少症の治療を行っている医師にもかかっていたら、脳MRI検査及びにRI検査をされていたら‥‥そこで脳萎縮や髄液漏れがもし見つかっていたら‥‥。あくまで私のこの一文は、詳細な情報を知り得ない独断的解釈でしかないが‥‥。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000005-ykf-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000056-nks-ent
まつもと泉
|
|
|
2007年2月
|
|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| | | | 1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | | | |
|