PAGE : 1
|
◆2010年01月31日(Sun)◆
『まつもと泉担当日記-10年1月29日』
|
2010年1月29日(金)pm9:00〜am2:30 vol.8
まつもと先生との打ち合わせに行ってまいりました。
少々前の打ち合わせが伸びてしまい、夜9時にお邪魔しました。 勝手に自分でお茶を入れ、打ち合わせスタート。 ふと気づくと、5時間経過。 うーむ、何を話したかあまり思い出せません。。 うそです、ちゃんと覚えています(笑)
本筋のストーリーやキャラクターについて最初話していたのですが、 いつの間にか、話はわき役たちのサイドストーリーへ。 ようやく登場人物たちが自己主張を始めて自分で動きだしてくれたようです^^
本日のネコス(にゃっぽこ)
なんだよ。
って感じでした。ごめんよ、起こして。。。
三五館編集部 I
|
|
|
◆2010年01月28日(Thu)◆
『Apple、iPadを発表』
|
Appleが電子書籍端末にも使えるタブレットPC「iPad」を発表しました。
これ以外にも各社から色々な端末や配信システムが出てきてて、いよいよ今後ペーパーレス時代が到来しそうです。 24時間ダウンロードによって、いつでも、どのようなマンガも瞬時に読めるようになるのでしょう。 マンガ家はこれから携帯も含め、こういう色々な電子端末で読めるようマンガを考慮して制作することになるかもしれません。 今後ますますデジタルコミックが普及していきそうです。 ただこの端末、Adobe Flashが動かないという情報もあり、少し心配。
また、マンガだけでなく最新の新聞がどこにいようと読めたり、学校で使う山のような教科書や参考書、図書館の本の閲覧などもこれ一台持っていれば足りるようになったり、また図書館で読みたい本がすでに借りられていた場合、返却待ちする必要もなくなり、(そもそも人によっては図書館というものがいらなくなる)読みたい新刊を買いに本屋に出向いたらその本の在庫がなかったりという、場所によっての入手困難な本がなくなり、それによって情報の地域格差もなくなる、という夢のような端末となるのでしょうか。
書き手の都合になりますが、電子出版は在庫という問題をどこも考えなくてすむ流通配信のまったく新しい革命的概念なので、音楽配信同様に本を置く物理的面積というものが必要なくなり、版元の在庫や書店での棚の取り合いもなくなり、これによって本の絶版という問題もなくなります。それは本の執筆を生活の糧とする者にとって今まで死活問題だった訳だから、ぜひ早く普及して欲しいと願うものです。 しかし、全く新たなメディアなので、新たなインターフェイスが必要となり、それが紙の使い心地に並び越える事ができるかが、課題となりそうです。
マンガの制作方法も今後、雑誌オンリー、携帯オンリーという描き方から、雑誌(紙)、携帯、iPadなどの各電子書籍端末、ネットのプラウザでの表示(PDFとか?)、フラッシュ・ムービー方式など多様な媒体で同時に転用、流用可能な方法をきちんと考慮しながら制作していく事があとあと良いかな、と思いますね。 ひとつのメディアの固定観念だけに固執せずに。 で、雑誌の原稿料、携帯の原稿料、各電子書籍端末などの原稿料を個別に頂けたら、それを合わせて一本のマンガの総制作予算とすることで今まで出来なかった規模の物が作れる可能性が出て来る訳です。 たとえば、吹き出しのセリフを声優さんにアフレコしてもらうとかも可能になりますよ! マンガのオリジナル・テーマソング(アニメのように主題歌)を入れる事も可能になります。 当然、絵はフルカラー彩色出来るだろうし。 こういう夢を持ってマンガを描きたいです。
私も「きまぐれオレンジ★ロード」や「せさみ★すとりーと」などの新作を今度描くなら、今こそデジタルでまた再チャレンジできたらなー!、と思っております。 (この☆って黒なのか白なのか、という議論があるようですが、いったいどっちなの? わかんねー! 笑)
ps 膨大な紙の生産で失われる森林を守るためにもね! しかし、雑誌掲載有りだと、そこが・・・
電子書籍後進…日本にも「iPad」の衝撃 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100128/biz1001281948039-n1.htm
http://www.apple.com/jp/ipad/
まつもと泉
|
|
|
◆2010年01月27日(Wed)◆
『新年飲み会、後記』
|
担当Iさんが連れて行け、という六本木のバーですが、 携帯配信会社bbmfの担当下河さんにセッテングしていただき、みやすのんき先生との飲み会で新宿で終電近くまで飲んでいて、その後みやす先生の一声で六本木に移動。
やっぱ、みやす先生はマンガ界の和田アキ子だわ(笑) 人脈、広すぎ。 六本木のとある有名バーで、マンガ家さんや編集さんたちと合流。 普段飲めないような凄いお酒をいただきました。美味しかった! 朝まで飲みました。 とても楽しかったです!
その時一緒に飲んだ春輝さん、宮崎摩耶さんと○○○さん。 また飲みましょ(笑)
まつもと泉
|
|
|
◆2010年01月22日(Fri)◆
『まつもと泉担当日記-10年1月21日』
|
010年1月21日(木)pm8:00〜am0:30 vol.7
打ち合わせに行ってまいりました。 先生は前日、漫画家仲間の方々と飲んでおられたそうで最初少々お疲れ気味でしたが、打ち合わせをしていると、だんだん元気になってこられました^^ 二日酔いの特効薬は、やっぱり仕事ですね(笑)
六本木のあたりに、漫画家の方がよく出没するバーがあるらしいです。 私も行ってみたい。。。今度先生に頼んでみよう。
ネーム打ち合わせ中の会話 先生 「いつもだったら、ここにおもいっきりギャグ入れるんだけどなあ」 I 「作品のカラーが変わるのでやめてください! ギャグは別のシーンでお願いします(必死)」 先生「だよねえ」
こうして夜は更けていくのでした。。
本日のネコス(にゃっぽこ) のびーーー。 思わずちょっかいを出したら、ひっかかれそうになりました。。。 (明るいところで撮影できなかったので、画像が暗くてすみません)
三五館編集部 I
|
|
|
◆2010年01月20日(Wed)◆
『このところの脳脊髄液減少症の報道』
|
12月から1月にかけてテレビ東京、NHK総合放送で放送していただいた脳脊髄液減少症特集をご覧になった患者様方から、この一ヶ月間で色々ご意見や応援の言葉をいただきました。 ありがとうございました。
今、さらに脳脊髄液減少症について世間的に関心が高まっている事を実感しております。 以前にもテレビ新聞などで扱っていただきましたが担当Iさんのコメントにもあるように、まだまだ認知されていない病気だと思います。 最近の新聞、テレビの報道で初めて知りました、という言葉が実に多いです。 まだまだ、もうこれで十分ということはないのか、と改めて気づかされました。 今後も心して向き合いたいと思います。 とにかく自作品の執筆です。(これで生活しているし・・・・) また、より多くの患者様の訴える言葉が広く認知されていく事を願ってやみません。
まつもと泉
|
|
|
◆2010年01月15日(Fri)◆
『まつもと泉担当日記-10年1月14日』
|
2010年1月14日(木)pm8:00〜am0:30 vol.6
あけましておめでとうございます! 本年も、ゆるい感じで担当日記は続けさせていただきます。 楽しんで書きますので、がんばってお読みください(笑)。
さて、昨日年初の打ち合わせに行ってまいりました。
相変わらずネームの日々なのですが、合間に、先日の1月10日(日)「おはよう日本」で先生が取り上げられたニュースの映像を観せていただきました(残念ながら私は見逃してしまいまして…担当失格ですね)。 先生の病気のこと、新作の話など、しっかりとNHK富山の方が取材されていました。 ただ……最後のひと言で衝撃が。 「まつもと泉さんの新作は、今年秋ごろ出版の予定だそうです」 ええええええ! 初耳です!! そーだったのか。
I 「先生、そーなんですか!?」 先生「今年秋から冬にかけての刊行を目指していますって話はしたから、それでじゃないかな」 I 「なるほど」
しかし、「おはよう日本」」といえば、全国放送です。 ファンの方から問い合わせがくるかも。。 うーん。鋭意努力はいたしますが(もちろん先生が・笑)、今のペースで、さらに先生の体調も考えると、さすがに秋は難しいんじゃないかと思われます。。。 まあ、こちらにクレームがきたらまた考えます(笑)。
番組の放映後、脳脊髄液減少症について取材された山王病院の電話回線がすごいことになったらしいです。 先生にも直接問い合わせが何件か入ってきたとおっしゃっていました(弊社にもありました)。 脳脊髄液減少症は、本当にまだまだ認知されていない病気ですので、先生がこうして発言されることで、認知度が上がり、少しでも多くの方が“原因不明の病”から解放されることを祈っております。
そのためにも、まつもと先生の新作はとても意味のあるものだと思います。 2010年、気持ちも新たにがんばってまいります。 皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日のネコス(にゃっぽこ) うっとりん。 よしよし、膝だっこの日は近いかも!?
三五館編集部 I
|
|
|
◆2010年01月10日(Sun)◆
『交通事故について-I hope so-2』
|
交通事故は実に怖い。 最近は自分でハンドル握ることが、怖く感じるようになった。 思えば若い頃は無茶な運転をよくしていた。 それを思い出し、今も車を降りるとぞっと震える事がある。 もう出来れば運転などしたくない、と、ふと思うようになった。
その交通事故だが、高齢なドライバーによる交通事故が増えている。 高齢化社会に伴い今後もその傾向が変わるという事はないだろう。 私の父は88歳を越えて未だハンドルを握っている。 なので、人ごとではない。 いくら自分で大丈夫だと思っていても、道路の上では何が起こるか分からない。 できれば父には運転免許証をもう返上していただきたく願っているのだが、 私の言葉ではまだ父の気持ちを動かす事ができない。 やはり親子というか、私が父にたいしていまいちキツい言い方が出来ず、話が停滞してしまう。 しかし、もし父の運転ミスにより幼い命が奪われることにでもなったら、とあるとき姉が脅すので、それ以来私は色々あれこれと考え始め到底落ち着かなくなった。 やはり私がいつまでも逃げていては何も解決しない。 人は何でもやさしいだけでは駄目なのだ。
まつもと泉
|
|
|
◆2010年01月01日(Fri)◆
『新年のご挨拶 & きまぐれオレンジ★ロード25+1周年 ラフup-4』
|
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。
A happy new year.
まつもと泉・WAVE STUDIO
きまぐれオレンジ★ロード25+1周年 ラフup-4 たぶん86年の週刊少年ジャンプ正月付近の号表紙の中の? カラー原稿仕上げ前のペン画
当時はこれをケント紙にコピーして、その紙にカラートーンを貼っていました。 ただ、ボードとかの、ぶ厚いモノにはコピーできないので、パステル画やリキテックスでのブラシ画は一発勝負の手描きです。
これから、これに、てきとーにまた彩色してみようと思います。 完成したら年賀状に・・・・・ (汗
10.1.5追記 まだ色々パソコン含め仕事場の雑務に追われて完成せず。 昨年同様これはまた年賀ではなく寒中見舞いになりそ、いただいた方、またまたご迷惑おかけしてます、気長にお待ちを。 ( 10年ぶりにPainterを立ち上げたが、使い方忘れたわ!)
|
|
|
|