2009年09月
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◆2009年09月07日(Mon)◆
『新型インフルエンザ』
知り合いの医療関係者がしきりに新型インフルエンザの流行を気にしている。

まず、新型だから未知のものであるということと、抗体がないため誰でも感染して
しまうということで、世界的な脅威であるはずなのに、マスコミや政府はあまり騒いでいない。
新政府組閣や芸能界ドラッグ汚染もニュースだが、新型インフルエンザは人間にとって一人一人の命に関わる大問題だという。
にもかかわらず国内ではまだまだ静かで、パンデミックが避けられなくて、これはあえて情報をふせているのか、とまで言っていた。

とにかく、外出時はマスクを装着して、外から帰ったら必ず手をよく洗い、ウガイをすること。
万一に熱が出て風邪症状が出たら、12時間から24時間後に、もよりの病院に行ってください、とのことを言われた。

その時タミフルやリレンザなどの抗ウイルス剤を処方されると有効であるとのこと。
発熱から24時間あたりで、というのは、熱が出た直後だとウイルス検査で反応が出にくいらしい。
しかし、発症後48時間を越えると抗ウイルス剤が効かなくなり効果がうすれるとのこと。
出来たら人混みには行かないように、とのことなのだが、それでは生活が成り立たないし、やっかいなことになった。

追記
しかし、病院に直接行かないで、まず電話連絡を、というこのような記事もある。
各自、かかって陽性だったら病院行かずに(他人にうつすため)自宅で隔離、自分で治せ、という無責任でいささか投げやりな内容。
他人に感染させないようにできるだけ外出をひかえなさい、というのは実は国家非常事態宣言か戒厳令並ではないか。
軽症で済む、重症化するなども情報が色々錯綜している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000001-rtn-l26


http://ja.wikipedia.org/wiki/2009年新型インフルエンザ
なにやら物騒なことばかり書いてありますが…。


要約すると
今年6月12日にUTC、世界保健機関(WHO)は、2009年型インフルエンザを世界的流行病(パンデミック)と宣言した。
それに伴い警戒水準をフェーズ6に引き上げた。
フェーズ6の指定は、地球規模のパンデミックが起きていることを示すもの。
アメリカ合衆国の保健機関では5月に「もし新型インフルエンザが、パンデミックの状態に達した場合、全国民に行きわたるだけの充分な数のマスクは無い」という悲観的なコメント。
米国疾病対策センター(CDC)の最近の内部報告では「2009年H1N1の新型インフルエンザにより2万人が死亡する」


7月13日、WHOは感染拡大阻止は不可能と発表した。
8月19日、舛添厚生労働大臣が記者会見で流行期に移行したとコメントし事実上の流行宣言
を表明。
8月18日、致死率は、約0.5%。約200万人が死亡したアジア風邪並みとの推測。
(オランダの大学での研究医師の発言)

致死率は0.5%で通常インフルエンザの0.1%を越える。
妊婦、幼児、お年寄りや腎臓、心臓、呼吸器に障害のある人や糖尿病などのメタポリックシンドロームなどの生活習慣病の人、癌など重い免疫障害のある人は感染で重症化(すでに死亡者が出ている)する可能性があるので注意が必要。

毒性については未知数なため、これからまだ変異する可能性があるので油断は禁物。

など色々な記事や医療関係者の話を元に、記しておく。

厚生労働省・新型インフルエンザに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html


国立感染症研究所・感染情報センター
パンデミック(H1N1)2009
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/


まつもと泉


 

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