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◆2009年10月31日(Sat)◆
『小春日和』
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つかの間の暖かさ、ちょっとDP1を取り出して、夕暮れ時に近所を散歩する。 秋桜もちょっとへたっている。
まつもと泉
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◆2009年10月28日(Wed)◆
『「きまぐれオレンジ★ロード」モノクロ版 携帯配信開始!』
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10月30日よりケータイ★まんが王国にて「きまぐれオレンジ★ロード」コミック携帯配信が始まります!
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まつもと泉
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◆2009年10月26日(Mon)◆
『転倒』
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先々週の週末に仕事場で転倒してしまった。 その時、少し打ちどころが良くなかったせいか、その後また少し体調を崩してしまった。 起立するとまた頭痛を含めた諸症状が出ている。
それ以降、現在まで動くのを控え安静にして過ごしている。 昔の交通事故の古傷のせいなのか、今回の転倒がまずかったのか分からないが、 ちょっと前に元気な事を書いていながら、これでは情けない。
先週21日にそのため山王病院を受診した。 久しぶりに美馬先生に会う。
問診前に「お祓いにいったほうがいいんじゃないの?」 と2007年にもそう言われたが、冗談まじりでまた言われてしまった。
CT検査を経て、一ヶ月ほど様子をみることに。 だが今ここで以前の様にもうのんびり立ち止まっている訳にはいかない。 なんとかなるさ。
「三ヶ月経って治らなければ、ブラッドパッチしかないね」 と美馬先生が単刀直入におっしゃるので、頭上に四角いワクを思い浮かべて 「そう、転んだらまた立ち上がればいいじゃん、何度でも」 と自分自身にナレーションをしてみて納得する。
ただ、いっぺんお祓いはしておこう、まじで。
待合室で脳脊髄液減少症の患者らしき人から声をかけられる。 その方の症状などの話を聞く。けっこう辛そうにされていた。 また、そうとう悪化させて苦しまれている他の患者の方々のことなども聞いた。
話を聞いていて、もしかしてこれを言葉だけで他者に伝えるには限界があるのではないか、 という事をふと思った。 なぜなら、その患者の方の訴える痛みや苦しみが、タイミング良く?また自分自身が今体験しているせいか、ここ最近ではいつも以上によく理解できたからだ。 これが比較的体調の良い時だったら、どうだったろう。
とりあえず、酒はちょっと控えよう。
まつもと泉
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◆2009年10月15日(Thu)◆
『永遠少年マガジン 2009年6月26日号』
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三五館の星山社長から一冊の非売品小冊子をいただいた。 2008年5月30日、肺がんで亡くなられた元週刊少年マガジン編集長、内田勝氏の一周忌「内田勝氏を忍ぶ会」用に制作された「永遠少年マガジン 2009年6月26日号」である。
わずか24ページしかない「少年マガジン」だが、「週刊」や「月刊」ではなく「永遠」と冠されている。 これは講談社発行のモノではなく企画、編集が氏の晩年において携わっていたソニー・デジタル・エンタティメント・サービスと記されている。
本の表紙に「あしたのジョー」力石徹 葬儀の仕掛人! 「奇の発想」とは?! 一枚の絵は一万字にまさる!ビジュアル時代の先駆け! 内田勝流・大物の条件 1よく食べよく飲む 2声が大きい 3うそをつかない と煽り文が踊っている。
非常に凝っている。 中身の内容は氏の生前、2008年1月16日にSONYの大会議場での講演のスピーチ内容をテキスト化したものを中心に、氏の略歴、大御所マンガ家先生たちによる寄せ書きになっている。
内田勝氏については以前2008年6月のブログに記したが、この講演文を読むとさらに内田氏という方がどういう人であったのかがより理解できる。 氏の好奇心の対象は宇宙にただようダークマターやクオークであったり、メーテルリンクの昆虫社会だったり、ボーボワールというフランスの女流作家であったり、紅白歌合戦とZARDの故・酒井泉水さんであったり、コンラート・ローレンツという初めて知るような動物行動学者だったり、ケインズだったりして実に多種多様にわたり、まったくジャンルにおいての好き嫌いが感じられないのである。
ここまで柔軟な思考力を70歳を越えて保ち続けられることは脅威である。 やはり氏は、類い稀なる好奇心の固まりで、その知識力は並の読書量では到底太刀打ちできる代物ではないことがわかる。 かなりマクロ的、客観的な視点をいつも貫き、いつの時代や世代をも冷静に観察されていて、その目は神の目のようですらある。
氏の少年マガジン編集長時代の読者層世代と次の世代である、氏の携わったホットドック・プレス世代、いわゆる少年ジャンプ世代間の違い、そのためのマーケッティング方法の違いを解き、さらにはそれらが統合されて出現したとして現在のネット社会を評されている。 氏の独創的で的確なメディア考察は、未来をいつも見据えていた。 時代がいつも後から追いついてくるようだ。
驚くべきは、この話が講演のスピーチであるということだ。 ぶっつけ本番、手元におかれた簡易なテキストを元にか、まったく何も無しで全てアドリブで話されているのである。 それにしては、まったく言葉に迷いがない。 もしかしたら文章化するときに校正されている可能性もあるが、それを引いても口頭文がそのまま活字として読めるほどに理路整然としてて完成されている。
この本を読んでいると、内田氏が今も遥かなる時空の隙間から現在の2009年末を俯瞰し、「ほーら、やっぱりボクの言った通りになったろう」という氏のしてやったりという表情をおもわず想像してしまうのだった。 やはり内田勝は天才編集者だった。
本の裏表紙に載っている氏の生前愛読した「この一冊に出会えた幸せ」と称された内田勝推薦本ベスト10を記しておこう。読書の秋です! (私もぜひいつか読破したい!) 11あるのでメーテルリンクは別格扱いかも。
「蜜蜂の生活」 「蟻の生活」 「白蟻の生活」 モーリス・メーテルリンク
「カラマーゾフの兄弟」 フョードル・ドフトエフスキー
「白鯨」 ハーマン・メルビィル
「緑の影、白い鯨」 レイ・ブラッドベリ
「族長の秋」 「百年の孤独」 ガブリエル・ガルシア=マルケス
「虚空遍歴」 山本周五郎
「竜馬がゆく」 司馬遼太郎
「阿房列車」(第一〜第三) 内田百聞
「ドグラ・マグラ」 夢野久作
「暗闇坂の人食いの木」 島田荘司
「龍秘御天歌」 「八つの小鍋」(短編集) 村田喜代子
まつもと泉
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◆2009年10月04日(Sun)◆
『交通事故について-I hope so-1』
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脳脊髄液減少症はその過半数が交通事故によって発症する。 私の郷里の富山県では未だ県内で治療できる機関がなく 早く県内でブラッドパッチができる事を患者の方々が願われている。 医師の方々はぜひ、この治療を開始していただきたい。 本当にブラッドパッチでこの病気は治るのか、という問いには ほんの一例にすぎないけれど、私をみてほしい。 遠い記憶だが私も富山県高岡市にある実家前の交差点で事故に遭った。 その時に、いったい誰にひかれたのかさえ未だ知らない。 その後、私の身体から幾度と悲鳴が上がった。
私は東京都内山王病院にて美馬ドクターの3度のブラッドパッチにより 回復しずいぶん元気になった。 おかげさまで今はもうほぼ悪化前とかわらない状態です。
人は誰でも人生において幸せに暮らす権利がある。 中でも健康に暮らせる人生がなによりである。 ドライバーはその他者の大切な権利をたやすく奪わないでほしい。 患者の方々は早くその権利を取り戻してほしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091003-00000259-mailo-l16
まつもと泉
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