2008年03月
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◆2008年03月30日(Sun)◆
『Toto Again』
TOTOを横浜で観て以来、ずっとTOTOばかり聴いている。
久々ハマった。とにかくTOTOは最高だ。
私みたいに今回のツアーを観て改めてTOTOを引っ張りだしてきて聴きなおしてる人はけっこう多いと思う。
バンドは今回のツアーを最後に無期限活動停止だそうだが、またいつか活動再開を待望したい。全世界のファンがそれを望んでいるはずだ。
GENESISの人たちだって、再結成して今、世界ツアーをしている。
TOTOのメンバーはみなまだ若いし、(スティーブ・ルカサーは1957年10月21日生まれだからちょうど私の一年先輩である)まだまだやれる。
よく聴き込むと、これほど凄いバンドはちょっといない。
ひょっとして、TOTOは史上最強のロックバンドだったのかもしれない。
聴けば聴くほどこのバンドの凄さがわかってくる。噛めば噛むほど味がでてくるスルメのようだ。しかし70年代末、正直、TOTOがデビューしたころは巧いスタジオ・ミュージシャンが遊びでスティックスやボストンみたいにプログレ・ポップスを始めてみました、ぐらいに思っていた。
だがその後、TOTOアレンジという言葉まで出て来て、TOTOの演奏スタイルは80年代以降のいろんな音楽に圧倒的な影響を与えたのは確かだ。
なわけで改めてこの偉大なバンドのアルバムを揃えてDVDも観た。毎日聴いて観ている。
ちょうど私がマンガ家になったころにTOTOは日本公演をしている。
別にTOTOを観たから音楽を辞めた訳ではないのだが、当時NHKで放送されたLIVEはリアルタイムで観ていた。その時にこのバンドの生LIVEを観たかったと今、相当後悔している。
3月31日が日本で見納めとなる。



まつもと泉


◆2008年03月23日(Sun)◆
『TOTO JAPAN TOUR 2008』
ロックバンド、TOTOが来日した。横浜に観に行った。
しかもボス・スキャッグスと豪華にジョイント・コンサートだ。
実はTOTOの生を観るのは初めてだ。

TOTOは長きに渡って世界最高峰の演奏を誇るバンドとして世界中のプロに崇められてきた。
「ミュージシャンズ、ミュージシャン」プロが認めるプロ。それがTOTOだ。
昔、日本で多くのプロ・ミュージシャンに「このバンドのライブを観て、辞めた」
とまで言わしめたロックバンドである。そのぐらい凄いのである。

レコード(今はCDですね)と全く遜色なく、同じ音を生演奏でも出せるバンドはこのTOTOと73年までのイエスぐらいだ、とよく当時から言われていた。
遅ればせながら、それを今回初めて体験したのだが「あんたら、なんでそんなに巧いの?」と観ながら思った。
ジャズ、ブルース、ハードロック、プログレ、ポップス、クラッシック、ワールドミュージックを全て飲み込んだような余裕ある演奏をするTOTOは、昔、多くのロック小僧たちの(今はロック親父か)究極理想のバンドであり、このバンドの2代目ドラマー、サイモン・フィリップスはこの30年間、私にとって理想的プレイをするドラマーだった。サイモン・フィリップスを初めて知ったのは、もう30年前になる。
ジェネシスのベーシストであるマイク・ラザフォードのソロアルバムで当時叩いていて、友人から凄いドラマーがいる、と教えてもらい、そのレコードを何度も聴いた覚えがある。初めて聴いた時、ビリー・コブハムとコージー・パウエルを足したようなプレイをする人だと思った。
フュージョン良し、プログレ良し、ヘビメタ良し、何でもござれのオールマイティの人。
言い換えれば、私はこのドラマーが実は一番好きなのだった。30年前も今も。
かと言って、TOTO初代ドラマー、ジェフ・ポーカロと比較して、うんぬんというつもりは、決してない。他界したジェフ・ポーカロやジョン・ボーナムは私にとって、もう「神」のような特別な存在だから。
ジェフ・ポーカロの後がまは、サイモンしかいなかった、そう思っている。どっちも好きだ。

「ううむ、やっぱ、サイモン、うまいわ…」
凄まじいシンコペの洪水にノッタ。
お陰で、明日は筋肉痛が出そうである。
あの会場にいた親父共、ミナソウダロナ。



サイモン・フィリップスをもってしてもRosannaでのジェフ・ポーカロ時代の3連シャッフルは… orz

やっぱジェフはネ申

まつもと泉


 

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